毎年、中高生から圧倒的支持を受ける“胸キュン”CMを制作し、歴代の出演者がこれを機に注目されることも多いことから“ブレイク俳優の登竜門”とも言われる、ボディケアブランド「シーブリーズ」の新CMが今年も放映スタート。その男性主人公に選ばれたのが、宮世琉弥（みやせ・りゅうび）、16歳だ。
小学生のときに地元・宮城でスカウトを受けて芸能活動を開始し、ドラマ『パーフェクトワールド』では、女性主人公のつぐみに思いを寄せる洋貴（青年期：瀬戸康史）の少年時代を好演。他にも映画やドラマなどでキャリアを積み上げて、今回の大抜擢へとつなげた。
今年の1月には俳優業に専念するために、所属していた音楽グループも卒業。俳優として新たなスタートを切った宮世に、CM撮影の裏側についてや、学生ならではの恋のエピソードなどを聞いた。
CM決定の瞬間は「まさか！僕みたいなのが…？」
――まずは「シーブリーズ」の新CMキャスト決定、おめでとうございます！
ありがとうございます！今の「おめでとうございます」で、すごいウキウキしちゃいました（笑）。
――決定を聞いたときはどう思いましたか？
「まさか！僕みたいなのが…？」って、なかなか実感が湧かなかったです。マネージャーさんと一緒に街を歩いているときに、さらっと「シーブリーズ決まったよ」って言われて。サプライズでわざと何気なく言ってくださったんですけど、「マジですか！？」って。すごく嬉しかったです。
――“ブレイク俳優の登竜門”とも言われていますし、事務所の先輩方も出演されていますよね。
中川大志さん、北村匠海さん、古川毅くんと近くで見ていたこともあって、僕にとっては夢のCMだったんです。まさかこんなにも早く夢が叶うなんて思ってもいなかったです。
――「シーブリーズ」のCMにはどんなイメージがありましたか？
大志くんの印象が大きいんですけど、黒髪に白シャツで、おでこに汗がちょっとたれてて、それをシートでサッと拭くみたいな（笑）。髪とシャツの裾が風でなびいて、まさに“ザ・爽やか”っていう感じです。
大志くんと広瀬すずさんが学生時代から大人になるまでやっていたじゃないですか。毎年、ちょっとずつ顔が変わっていったりもしていて。それを見ていて、自分もあんな風になれたらいいなって思いました。できるだけ長くシーブリーズの宮世をお届けしたいです！
――オーディションはどうでしたか？
以前、別の現場でご一緒させていただいた方々ばかりだったので、すごくやりやすかったんです。「おっ！りゅうび！」とかって声をかけてくださったりもして。しかも監督も一緒だったので「よーい、スタート！」って言われたら、いつもの感じでできたので、ちゃんと自分を見せられたかなって思います。
――撮影前に何か考えていたことはありましたか？
初々しさは出したいなって思っていました。あと、個人的なことになってしまうんですけど、これまでやってきた役が、毎回、報われない恋をしていて。今回、初めて報われたというか、思いが通じる役だったので、自分的には最高でした（笑）。気合が入りました。
自分と重ね合わせてキュンキュンしてもらえたら嬉しい
――実際に撮影をしてみた感想は？
監督さんとは以前ご一緒したときに、お互いに服が好きっていう共通点もあって距離が縮まっていたので、僕から「ここはこうした方がよかったりしますか？」みたいなコミュニケーションもとれて、それを取り入れてくださったりもして、すごくやりやすかったです。一緒に作品を作らせていただいている感覚になりました。
あとはそのドラマでやった役がわりとキャピキャピしていたので、今回はそのときよりは落ち着いた感じというか、憧れられるような存在にしよう、という話もしました。
近づきたくてもなかなか近づけない恋の物語なので、見ている大人の方は学生に戻った感覚になると思うし、今、学生の方は共感する部分もあると思うから、自分と重ね合わせてキュンキュンしてもらえたらうれしいです（笑）。
――撮影は2月と聞きましたが、半袖の制服姿は寒くなかったですか？
すっごい寒かったんですけど、天気がすごくよくって。屋上で撮影していたので、日光がよく当たっていたのもあって、段々慣れて平気になっていきました。それに僕、宮城出身なので、寒いのには慣れているんですよ。あと、海の近くだったので、潮風に当たりながらシーブリーズの撮影をしてるっていうのが、自分的にモチベーションが上がりました（笑）。
――あの…おばさんは初めて聞いたんですけど（笑）、高校生の間では好きな相手や友達と「シーブリーズ」のキャップを交換するのが流行っていると。
僕もですよ！おじさんも初めて知りました（笑）。僕も聞いたときに「今はそんな感じなんだ～すごいな～」って。
――リアル高校生なのに（笑）。
（笑）。けどそんなことしたらキュンキュンしますよね。ペアルックみたいな感じで。夢は広がります。
――相手役の田鍋梨々花さんの印象を聞かせてください。
ドラマ（『パーフェクトワールド』）でも共演していて。最初は女優さんでモデルさんだし、クールな印象もあったんですけど、意外と学校の友達みたいな感覚でしゃべれて、仲良くなれたんです。だから、今回の現場ももし初めて会う方だったらめちゃくちゃ緊張してテンパったと思うんですけど、「おっ！久しぶり！」みたいな感覚でできたので、楽しく頑張れました。
――他にも同年代の共演者さんがたくさんいましたが、現場の雰囲気はどうでしたか？
それが、もう一つラッキーなことがあって。CMで僕の友達役をやってくれているのが、もともと一緒に演技レッスンを受けてたりしていた友達で。現場に入って知ったんですけど、リアル友達と友達の役なんて、ついてるなって。スタッフさんも相手役も友達役もみんな知っている人たちで、今回の現場はホントに恵まれてました。
振り向いてニコって笑うところは、僕が一番盛れてるシーン（笑）
――それから、今回のCMソングになっている、井上苑子さんの「近づく恋」のミュージック・ビデオ（MV）にも出演していますよね。CMの設定のままで、さらに2人の関係が深く知れるような内容ですね。
本当にCMの続きみたいな内容にしていただいていて。最初に曲をいただいたときにどういう展開になるか想像したんですけど、そのあとに絵コンテが来たら、すごくワクワクして（笑）。踊るシーンも事前にちゃんと練習していきました。
撮影をしてみると、みんなで屋上で遊んだりとか、学校での日常を再現するみたいなシーンが多くて、僕自身の本当の学校生活を撮ってもらっているような感覚で演じられました。すごく自然にできたので、良かったです。
――CMにも増して胸キュンシーンが満載でしたが、見てほしいポイントはどこですか？
手を取ってキャップ交換をするところはもちろんいいんですけど、僕が一番盛れてるシーンがあって（笑）。
――それは是非！ファンの方のためにも教えてください。
そこだけ音が止まって、田鍋さんが「ねぇ」って声をかけて、僕が振り向いてニコって笑うところ。そこはキュンポイントだと思います。ファンの方には自分が田鍋さんだと思って、画面に向かって「ねぇ」って声をかけてもらえたら（笑）。
――ありがとうございます！
あと、MVの画角がスクエアで、TikTokの要素が入っていたり、Instagramのストーリーみたいな感じになっていたり、その辺も面白いと思うので注目してほしいです。
理想のタイプは自分の素が出せて、気軽に一緒に過ごせる人。僕に対しては一途な子がいいです（笑）
――CMやMVは見る人がキュンとなるシュチュエーションでしたが、宮世さん自身がキュンとしそうな学校でのシュチュエーションは？
うーん、何だろう。例えば、クラスは一緒になったことはないんだけど、僕が気になっている子がいるとして。その子とたまたま好きなアーティストが一緒だったことがわかったりとか、共通点が見つかると嬉しいかもです。廊下で会ったときにその話をしたり。
――共通点がある人に惹かれるんですか？
はい（笑）。いいですよね。自分の素が出せて、気軽に一緒に過ごせる人がいいんです。共通点があると、それだけでわかり合えてる感じがするじゃないですか。あとはみんなから愛されているのに、僕に対しては一途な子がいいです（笑）。
――例えば、今回のMVで言うと“2人で日直”とか、こういうことがあったらいいな、という理想はありますか？
ちょっと気になってる子が席替えで隣になるとかですかね（笑）。同じ班になれたら、触れ合う機会も増えるじゃないですか。調理実習だったり、修学旅行だったり、何かと一緒になれるし、「隣にならないかな」って願います。あと、その子が普通に仲の良い子で、隣になれたことを嬉しいって喜んでくれたりしたら、もうキュンって来ちゃいます（笑）。素直に喜べる子も好きです。
――CMはこの夏、いろんな人に見てもらえると思いますが、宮世さんがこの夏にやりたいことは？
海でみんなと一緒にバーベキューとか、キャンプもしてみたいです。あとは、泊りがけで作品撮りとかもしてみたいです。スタイリングもちゃんとして、カメラマンさんに1日かけていろんなところを撮ってもらうとか。
――写真に興味があるんですよね？
一眼レフを持っているんですけど、普段からそれを持って友達とどこかに行って写真を撮り合うとかもしてます。
それから、今は難しいですけど、海外旅行に行きたいですね。これは服が目当てなんですけど、海外に行くとそこにしかないものとかがあるじゃないですか。今日来ている羽織は、浅草にある着物の古着屋さんみたいなところで買ったんですけど、そこだからこそ買えるもの。ハワイでアロハシャツとか、日本では売っていないようなビッグTシャツを買ってリメイクをしたりとか。そういうのをしてみたいです。
――行くとしたらハワイみたいな南国リゾートがいいですか？
そういうところもいいんですけど、真っ白な家が並んでいるようなところとか、その場所にしかない独特の世界があるようなところも気になるし、もう世界一周したいです（笑）。あっ、あとエベレストにも登りたい！テレビでイモトアヤコさんがいろんな山を登っているのを見ていて、子供ながらに感動して、自分も登ってみたいって思ったんですよね。
――個人で行くのは難しそうですけど。
じゃあ、フジテレビュー!!さんの企画でやりましょう（笑）
――えっ！うーん、でも登りたいと周りに伝えておけば、いつかそういうお仕事が来るかもしれないですよ！
はい（笑）。言い続けてみます。
宮世琉弥インタビューは＜プライベート編＞に続きます。こちらもお楽しみに！
「シーブリーズ」の新CM 発表会の【ノーカット版】の動画も公開中！
撮影：山口真由子 撮影協力／アイランド・ヴィンテージ・コーヒー 台場店
"それを見て" - Google ニュース
April 01, 2020 at 10:25AM
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【眼福♡男子】Vol.18 宮世琉弥＜お仕事編＞中川大志、北村匠海に続き“ブレイク俳優の登竜門”とも言われるCMに大抜擢！ - フジテレビュー!!
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