Photo: Frank Micelotta/ImageDirect
シンディー・クロフォードはモデル活動を始めた高校生の頃、唇の上のトレードマークを除去しないと成功しないと助言を受けたという。ナオミ・キャンベルがYou Tubeでライブ配信している『No Filter with Naomi』に出演したシンディーは、当時をこう振り返っている。
「アメリカ版の前にイギリス版『VOGUE』の表紙をやったの。デヴィッド・ベイリーの撮影だったと思う。その写真は修正されたわ。だから表紙の私にほくろがないのよ。初めてモデル事務所に行った時。シカゴのね。本当に小さなところだった。名前も覚えていないんだけど。私はほくろを取るように言われて、母は『わかったわ。やってもいいけど、傷跡がどうなるかは分からないわよ。あなたのほくろは見ての通りだけど』って」
結局シンディーは取らないことに決めたものの、多くの雑誌がほくろをメイクで隠すか、撮影後修整していたそうだ。「シカゴでモデルをやり始めた頃は、それを隠そうとした人もいたけど、私のほくろは平らじゃないからできない。隠せば大きなニキビみたいになってしまう。シカゴでは許容範囲だったようだけど、日本で働いた時は、時々修正されてなくなっていたわ」
ナオミからほくろを消された時の気持ちを聞かれたシンディーは、「そんなに気にしなかった。子供の頃はそのビューティーマーク(ほくろ)が嫌いだったから。妹から醜いマークだって言われたりもした。自分にないものを常に欲しがるのが人間よね。カーリーヘアーの女の子はストレートに、ストレートヘアの女の子はカーリーになりたいって」と答えている。
そんなシンディーの状況を変えたのは、US版『VOGUE』の撮影だったという。「リチャード・アヴェドン、ポリー・メロンと一緒に初めてアメリカの『VOGUE』の表紙を撮影した時、そのままにしておくのかどうか分からなかったけど、結果そのままだった。それでアメリカのヴォーグがそうなって以来、ほくろの問題はなくなったの」「ビューティーマークがある女性はたくさんいる。『VOGUE』や他の雑誌の表紙でほくろを隠さない私を見て、自分のそれも気にせず楽な気持ちになってくれたんだわ」
Text: Bangshowbiz
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April 09, 2020 at 10:42AM
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