過去の悔しかった1ページからか 今の自分の不甲斐なさからか
去年の11月のぱるぱぶるまーぶるらいぶの映像を観ながら
私の目はだいぶ濁ってしまったんじゃないかなんてことが頭をよぎって。
周年とか、節目のタイミングで新旧織り交ぜた内容の歌を歌っている自分を遠くから眺めながら、その時々の私の歌を、歌ってきたんだなーとぼんやり思いながら
雨音に包まれています。
カーテンのない部屋はすべての明かりを消してもうっすらと明るく
わたしはベッドのはじでこれを打っています。
秋に開催する予定でいるツアーの予定や、現状をスタッフと話す機会が少しずつ増えています。つぎ、つぎとライブを行なっていた昨年とは打って変わって、なかなか、ほんとなっかなか、みなさんの前で歌う機会がなく、それに飢えた日々です。
こんなにみなさんの前で歌わなかったこと、いつぶりでしょーか。ちょっと考えてみる。大阪に1人出てきて、ライブの予定なんかまだいっさい無かったころ以来じゃないだろうかと思います。
当時は、このまんまわたしはなんにもできないまま、いつか福岡に帰るんじゃなかろうかと焦りが日々募っていました。そんな日々を思い出しました。
ブログを書き出すとついつい過去のことに思いを馳せてしまいます。
最近はといえば、新しい曲を書いたり、書けなくてもう、一度ぜんぶ忘れて今ある曲を仕上げていたり、なんにも手につかなくて食べることすら忘れたまんまぬけがらみたいになってたり、時折佐藤マネージャーに会えてほっとしたり、そんな日を重ねていました。
生きているから。
いろんなことが起きます。で、そんな日々の中で曲を書いているから、作っているから、なんとか今のわたしがあるな、うお、ぎりぎりやぞ。そんな感じです。
こういう毎日の中に雨が降ると、静けさの中でずーっと雨音だけが鳴ってくれるので、安心したりするね。雨いい音。みんなおうちにいて濡れてないなら。
今作ってるアルバム、なるべく思い描いてるタイミングで、完成次第すぐみんなにお届けしたいんだけど。叶うだろうか。
ライブは、みんなが心からしんぱいなく楽しめる状態でやりたいけど、どうだろうか。
こんな毎日の延長線上にどんな夏と秋が待ってるんだろうか。
循環しているべきところに滞りがあるから、物事がうまく体を巡ってくれなくて、いろんなところに支障がでてきてしまいますね。
ライブハウスはちゃんとそれまであるだろうか、なんて去年では考えもしなかったようなこと、本気で心配しています。
それまで私にはなにができるんだろう。
今までいろんな人たちに出会ってきたよね。すっかり忘れてしまってる人もいるかもしれない。こんな日々の中でも新たにいろんな人に出会い、これまでも知ってた人も近くの人も、日一日変わっていくので
そんな人たちにいろんなことを見せてもらいながら変わらず歌を作っています。
私はこれからどんな曲を書いて歌っていくんだろう。ずっとずっとちゃんと書いて、歌を歌っていたい。未来のことが今はいつも以上に、ひたすら見えない。
このあいだ
素直っていうことばがひっかかったので
すぐ言葉の意味をけんさくしてたら
と出ました。素直って難しい。率直とちがうのよ。もちっと素直になれたらいいなあと思っています。いつか子供を生むことがあったら素直って名付けようって一瞬思った。とりあえず明日も曲、いいのできますように。寝る。おやすみ。みんなもおやすみ。雨音の中おやすみ。
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May 19, 2020 at 01:33AM
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