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東山紀之主演『刑事7人』6年目、8・5スタート “撮影できる幸せ”痛感 - 紀伊民報

 俳優の東山紀之が主演するドラマシリーズ『刑事7人』が、8月5日よりテレビ朝日系水曜9時枠で放送されることが発表された。2015年7月期に始まり、今年で6シーズン目。東山は「今年はコロナの問題があったので、“撮影ができる”ということをそれぞれが幸せに感じていますし、出演者、スタッフ全員がギュッと引き締まった気持ちになっていると思います。6シーズン目を迎え、『刑事7人』は、非常に成熟した大人のドラマになってきました。さらに深く、広く人間ドラマを描いていきますので、ぜひご覧ください!」と力強いメッセージを寄せた。

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 東山演じる天樹悠を中心に、個性あふれる刑事たちが、時代とともに複雑化する超凶悪犯罪や難解な未解決事件に挑む本作。天樹、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)ら専従捜査班のメンバーが再集結する。

 天樹と拓海、班長の片桐が所属する「刑事資料係」は、捜査資料を保管・維持・管理する、いわば警視庁内の巨大なデータバンク。刑事たちから依頼された捜査資料の貸し出しや、資料整理を行うのが本来の業務だ。その業務の傍ら、膨大な資料を読み込み、“人間犯罪ビッグデータ”となった天樹は、事件が起きると、海老沢、環、拓海、青山、片桐、堂本らと協力、「専従捜査班」として独自の捜査を開始する。犯罪者の心理や手口、犯罪傾向など、資料を読み込んで得た知識を武器にした“資料係”と“刑事”の二刀流で、事件の真相を追う。

 8月5日放送の初回は、警視庁内にある捜査資料の完全データ化に伴い、過去の資料を倉庫に移送する途中で何者かに襲撃され、ダンボール箱が一つ盗まれるという前代未聞の事件が発生する。

 不可解なことに、そのダンボールに入っていたのは「0(ゼロ)A」と呼ばれる、データ化の必要すらないような解決済みの事件や事件性のない資料ばかり…。なぜ移送トラックを襲撃するというリスクを冒してまでゼロAを盗む必要があったのか…。襲撃犯の目的がまったく見えない中、盗まれた資料に関連する事件が次々と発生する。これまでのシリーズ同様に一話完結の形を取りつつ、シリーズを通してこの盗まれた捜査資料の謎も描いていく。

 東山は「今年、(七夕飾りの)短冊に願いごとを書くなら、『早くコロナが終息しますように』ということです。こうしてみんなと会ったり、ドラマを撮影できたりすることが、今までは当たり前だと思っていたんですが、実は特別な瞬間の集合体だったんだな、と気付いたので、よりそういう気持ちを意識しながら撮影しています」と、話している。

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