(セ・リーグ、DeNA0-2ヤクルト、21回戦、10勝10敗1分、1日、横浜)ヤクルト・歳内宏明投手(27)が1日のDeNA21回戦(横浜)で、7回4安打無失点の好投。元阪神で、9月6日に独立リーグの四国アイランドリーグplus・香川から加入した右腕が、NPBでは2015年9月29日のDeNA戦(甲子園)以来、1829日ぶりの白星をつかんだ。2-0で勝って2連勝のチームは、2カード連続の勝ち越しで5位に浮上した。
中秋の名月がスタジアムを照らした夜に、大きな「星」をつかんだ。歳内が1829日ぶりとなる、NPBでの白星。久々の勝利の味をかみしめながら、言葉を紡いだ。
「最高の結果が出たと思います。いろいろな人に支えてもらって、今があると思う。そういう人に感謝しながら、これからもいいピッチングができるように頑張ります」
140キロ台中盤の直球でコーナーを突き、四回には打率リーグ1位の佐野を内角直球で見逃し三振。そして何より、自身の武器が白星を呼んだ。
福島・聖光学院高時代に習得し、投げ続けてきたフォークボール。この夜の83球中、実に41球を投じた。最大のピンチだった七回2死一、二塁では、代打・山下に7球連続で投げて二ゴロに仕留めた。「フォークがなかったらプロにも入れていませんし、大事な場面で一番信頼しているボールです」と胸を張った。
7回5安打無失点で、約5年ぶりのNPB通算3勝目。先発では初勝利だ。昨季限りで、ドラフト2位で入団した阪神から戦力外通告を受け、今季当初は独立リーグの香川でプレー。9試合、計64回を投げて5勝0敗、防御率0・42と先発で圧倒的な数字を残したことで、NPB復帰への道が開かれた。今季はコロナ禍で契約期限が9月30日と例年より2カ月延びたことも、チャンスが広がるきっかけになった。
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