根尾、３年目の飛躍へきっかけつかむ！ハードトレの大島塾入門志願「鍛えられるところは全部鍛えたい」 - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

試合後、ランニングする根尾

　秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」に参加している中日・根尾昂内野手（20）が28日、オフに参加予定の「大島塾」の自主トレで「鍛えられるところは全部鍛えたい」と体をいじめ抜き、3年目のシーズンにつなげる決意を示した。

　飛躍が期待される3年目の2021年シーズンに向け、竜が誇るバットマンに弟子入り志願だ。根尾は今オフに大島らと自主トレを行い、徹底的に体をいじめ抜く。

　プロ1年目を終えたオフは、大阪桐蔭高の先輩・平田とともに、米国のロサンゼルスのトレーニング施設を中心に、1月中旬まで肉体強化に励んだ。だが、2年目のオフは平田が個人トレを敢行することもあり、大島に自主トレ参加を願い出た流れのようだ。

　「平田さんは1人で自主トレをやられると言ってたので、平田さんとも話をして大島さんにお願いしました」

　例年、大阪府貝塚市にある大島の出身・日本生命の施設で行われる自主トレではハードなトレーニングが行われている。ただ、このオフは新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、日本生命から許可が取れれば、このプランが実現する。

　「まだどんなことをするか分からないですが、鍛えられるところは全部鍛えたいと思います。聞きたいことはたくさんありますけど、自分にもやるべきことがあるので、相談しながらというか、せっかく一緒にやらせていただくので、いろいろ学びたいと思います」

　2年連続となる最多安打のタイトルを獲得した先輩と過ごす貴重な機会を生かさない手はない。スポンジのごとく吸収する。根尾にとって濃密な時間となることは間違いないのだ。

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