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欧州株式市場=続落、旅行・娯楽株下落響き2カ月ぶり安値 - ロイター (Reuters Japan)

    [9日 ロイター] - 週明けの欧州株式市場は4営業日続落して
取引を終えた。中国の新型コロナウイルス関連規制の長期化に対する懸
念と債券利回りの上昇が売り圧力となった。
    STOXX欧州600種指数は3月8日以来、約2カ月ぶ
りの安値を付けた。旅行・娯楽関連株指数は6.03%と大き
く下落したのが相場を押し下げた。
    テクノロジー株指数も4.96%安で、2020年11月
以来の安値。インフレ高進を抑制するため利上げが加速するとの見方か
ら米欧の国債利回りが数年来の高水準に急騰し、売りを誘った。
    欧州中央銀行(ECB)理事で、金融引き締めに積極的なタカ派の
ホルツマン・オーストリア中銀総裁は7日、ECBがインフレ対策とし
て今年最大で3回の利上げを実施すべきと述べた。
    資源株指数は 4.41%下落。世界第2の経済大国、中国
の需要に対する懸念から鉄鉱石先物価格が7%と急落したのが嫌気され
た。
    米国で今週発表されるインフレに関する指標も注目されている。A
Jベルの金融アナリスト、ダニー・ヒューソン氏は「今週は米国を含む
多くの国からインフレに関する新たな一連のデータが発表される予定だ
が、投資家は引き続き非常に売り優勢だ」と指摘した。「家計の危機か
ら救済するための圧力を中央銀行が引き続き受けているため、市場は一
連の金利上昇を織り込み始めており、景気後退の話が飛び交っている」
との見方を示した。
    ウクライナ戦争がドイツに与える影響が一段と明らかになるにつれ
て暗い見通しが強まり、5月のユーロ圏の投資家センチメントは20年
6月以来の低水準となった。
    個別銘柄では、オランダの郵便事業会社ポストNLは1
2.9%の大幅下落。通期業績見通しを下方修正したのが売り材料とな
った。
    
 <株式指数>              終値   前日比     %   前営業日  コード
                                                      終値  
 STOXX欧州600    417.46   -12.45  -2.90     429.91          
 種                                                         
 FTSEユーロファー   1638.42   -48.54  -2.88    1686.96          
 スト300種                                               
 ユーロSTOXX50   3526.86  -102.31  -2.82    3629.17  <.STOXX50E
 種                                                         >
 

    
 (ーからご覧ください)

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