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欧州株式市場=続伸、上昇率6週間ぶり大きさ - ロイター (Reuters Japan)

    [11日 ロイター] - 欧州株式市場は続伸して取引を終えた。
好調な業績見通しの発表などが材料視され、景気変動に敏感な業種が値
上がりした。
    STOXX欧州600種指数の上昇幅は3月下旬以来、6
週間ぶりの大きさとなった。資源株指数、石油・ガス株指数<.S
XEP>、自動車・部品株指数は3.22―3.63%上げた。
    ドイツの鉄鋼・エンジニアリング大手ティッセンクルップ<TKAG.DE
>は11.2%の大幅高。2022年通期決算の売上高と営業利益の予
想を引き上げたのが好感された。
    たばこ製品メーカーのスウェディッシュ・マッチは9.
0%上昇。米の同業大手フィリップ・モリス・インターナショナル<PM.
N>が、約1612億スウェーデン・クローナ(160億ドル)での買収
を提案したことが材料視された。
    フェデレーテッド・エルメスのポートフォリオマネジャー、チー・
チャン氏は「高インフレと、それが景気後退につながるかどうかへの懸
念がある。中国でのロックダウン(都市封鎖)の動きも含め、いろいろ
なことが混じっている」と述べた。
    欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は11日、22年第3・四
半期初めに資産購入プログラムを終了し、その「数週間」後に利上げす
る可能性があると発言。
    同じく11日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)はガ
ソリン価格の高騰が一服したことで伸び率が鈍化し、インフレが頭打ち
した可能性を示唆した。ただ、高インフレは当面続く可能性が高く、米
連邦準備理事会(FRB)は利上げを続ける。
    ドイツの医薬品・農業大手バイエルは6.2%下落。除
草剤「ラウンドアップ」が原因でがんになったとする顧客が起こした訴
えについて棄却を求めたバイエルの上訴について、バイデン米政権が最
高裁判所で審理しないよう求めたことが売り材料となった。
    
 <株式指数>                     終値     前日比      %   前営業日終  コード
                                                                    値  
 STOXX欧州600種         427.59      +7.30   +1.74       420.29          
 FTSEユーロファースト3    1676.40     +27.83   +1.69      1648.57          
 00種                                                                 
 ユーロSTOXX50種        3647.87     +93.07   +2.62      3554.80             
 

    
 (ーからご覧ください)

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