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米インフレ高すぎる、労働市場は「正常でない」=ウォラーFRB理事 - ロイター (Reuters Japan)

米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は10日、高すぎるインフレと「正常ではない」労働市場の状況に対応するため、利上げする時期にあるという見解を示した。写真は1月26日、ワシントンのFRB前で撮影(2022 年 ロイター/Joshua Roberts/File Photo)

[10日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は10日、高すぎるインフレと「正常ではない」労働市場の状況に対応するため、利上げする時期にあるという見解を示した。

ウォラー理事はミネソタのエコノミック・クラブで「経済が持ちこたえられる今こそ、利上げをする時期だ」とし、「前倒しして済ませ、その後に進捗具合を検証する。一段の措置が必要なら実施する」と述べた。

さらに、求職者1人あたり約2件の求人がある状態は「正常でない」との考えを示し、FRBは労働市場の均衡を取り戻すことに取り組んでいるとした。

インフレがこれほど高いにもかかわらず、FRBはなぜ一段と速いペースで利上げを行っていないのかとの質問に対し、「今はボルカー・ショックのようなものを実施する時期ではない」と説明。

FRBは1980年代初め、当時のポール・ボルカー議長の下でインフレ対応に急速な利上げを実施。一度に4%ポイントの利上げを決定したこともあり、その結果、米経済はリセッション(景気後退)に陥った。

ウォラー理事は、当時はインフレは何年にもわたり続いていたが、現在見られている物価上昇は始まってからまだ1年程度しか経過していないと指摘。現在は労働市場も経済も力強いことが利点になるとし、「今こそ実施すべきときだ」と述べた。

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