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シドニー外為・債券市場=豪ドルほぼ横ばい、雇用統計まちまちで - ロイター (Reuters Japan)

[シドニー 18日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルが対米ドルでほぼ横ばい。この日発表された7月の豪雇用統計がまちまちの内容となり、タカ派が期待していたほど明確な労働市場の強さが示されず、短期的な利上げ幅を巡る見方が分かれている。

豪ドル/米ドルは0.6934米ドル近辺で推移。オーバーナイトでは全般的な米ドル高を背景に1.2%下落していた。支持線は0.6912米ドルと0.6870米ドル付近、抵抗線は0.6960米ドルと0.6990米ドル。

7月の豪雇用統計は、就業者数が今年初めて減少する一方、失業率は48年ぶりの低水準を更新した。

バークレイズのエコノミスト、シュレヤ・ソダニ氏は「何カ月もの間上向きのサプライズがあったことから、今回の雇用統計は比較的弱い内容と受け止めている」と述べた。

その上で「就業者数の減少が昨年10月以来であることや労働参加率が新型コロナウイルス感染拡大前の水準を依然として大幅に上回っていることを踏まえると、労働市場は引き続き最も強い経済分野だ」と指摘した。

ニュージーランド(NZ)ドル/米ドルも0.6280米ドル近辺でほぼ変わらず。抵抗線の0.6380米ドルを明確に上回れず、オーバーナイトでは0.9%下落した。

NZ準備銀行(中央銀行)は17日、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げて3.0%とすることを決定。金利が来年初めまでに4.0%になると予想したが、NZドルの押し上げ効果は続かなかった。

NZの2年債と10年債の利回り曲線は2008年以降初めて反転した。

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