米中古住宅の販売価格は2月に2012年以来初めて前年を下回り、高い借り入れコストに引き続き直面する購入者に幾分の安心感を与えた。
全米不動産業者協会(NAR)が21日発表した2月の中古住宅価格(中央値)は36万3000ドル(約4800万円)と、前年同月比0.2%下落。一戸建て中古住宅の価格が同0.7%下落したほか、2月の販売件数が予想を上回る大幅な増加となったことが背景。
連邦海軍信用組合のコーポレートエコノミスト、ロバート・フリック氏はリポートで、今回の下落は「本来なら悲惨な住宅市場で最も強い回復の兆しだ」と指摘。「全体的な回復を遂げるにはより多くの市場で、価格がさらに下落する必要がある」と述べた。
中古住宅価格は、米国で最も高水準の地域である西部と北東部で下落。一方、中西部と南部では価格が上昇した。
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原題: US Homebuyers See First Decline in Pre-Owned Prices Since 2012(抜粋)
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