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トヨタEV巻き返し戦略、市場は懐疑的 - 産経ニュース

新体制方針についての記者会見後、写真撮影に応じるトヨタ自動車の(左から)宮崎洋一副社長、佐藤恒治社長、中嶋裕樹副社長=7日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

トヨタ自動車の佐藤恒治社長ら新経営陣は7日、出遅れている電気自動車(EV)の巻き返しに向けた戦略を示した。2026年までに年間150万台の販売を目指すという道筋を示し、次世代EVの専任組織の新設も明かした。ただ、目標はハードルが高く、市場では実現の可能性を疑問視する見方もある。

トヨタ、2026年までにEV10モデル投入 年間150万台販売

トヨタは令和3年12月、2030年に年間EV販売350万台という目標を掲げている。150万台はその一里塚だ。ただ、22年の販売実績(約2万4千台)と単純比較すれば60倍を超える野心的数字だ。関係者の中には、実現を懐疑的に見る関係者もいる。

トヨタは新型コロナウイルス禍によるサプライチェーン(供給網)の混乱で、生産計画がここ数年下振れしており、納車が遅れている。

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