(セ・リーグ、ヤクルト2-13広島、16回戦、広島8勝6敗2分、3日、神宮)コロナ禍で懸念されていた事態が発生した。きっかけは八回1死、ヤクルト・青木宣親外野手(38)に対して、広島2番手の菊池保が投じた1球だった。
「勝負の世界でちょっと熱くなってプレーするのは当然のこと」。試合後の高津監督は冷静さを取り戻していたが、あわや乱闘の事態となった。
ベテランは左ふくらはぎに死球を受けて、交代。次打者の山田哲が打席に入った際に「もう一発!」と広島ベンチの方向から発せられた言葉で一触即発となった。
首脳陣を中心にヤクルトナインは「もう一発は駄目でしょう」と激高。両軍がベンチから飛び出し、本塁付近で小競り合いが起きた。密着した状態で怒号が飛び交い、責任審判の小林球審からは警告試合が宣告された。
今季は新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が大幅に延期となり、NPBからは感染予防のガイドラインが発表されている。試合中のつば吐き行為は禁止、素手でのハイタッチなどは控え、選手同士の密着を避けるように求められている。プロ野球では明記されていないが、米大リーグでは各球団に乱闘禁止が通達されている。
何とか沈静化したものの、試合は17安打13失点で大敗。青木は足を引きずりながらも自力でクラブハウスに引き揚げたが、後味の悪い幕切れとなった。(横山尚杜)
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