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あなたがここ数営業日に米株式市場の取引時間中の混乱にめまいがしているなら、それは気のせいではない。
S&P500種株価指数は6日正午前後に0.6%下落していたが、その後完全に下げを消し、上昇して取引を終了した。少なくとも2%の下げを消す展開が、今年に入り既に4回起きている。
こうした相場反転は、部分的であれ完全であれ、ここ2年間に一段と顕著になっており、通常は午後1時前後に起きていることが、JPモルガン・チェースの新たな調査で明らかになった。過去3年間は、取引開始時の上昇や下落が終了まで続く傾向にあった。
マルコ・コラノビッチ氏、ペン・チェン氏を含むJPモルガンのストラテジストは相場反転について、流動性の乏しさが原因でディーラーらは需給のバランス確保が一段と困難になっているとの見方を示した。
「市場の流動性は大幅に低下しており、在庫リスクがはるかに大きな懸念材料になっている」とストラテジストらはリポートで指摘。 「反転は相場低迷時に発生する可能性が高い。われわれの見解では、これは困難な市場環境におけるマーケットメーカーの損失回避によるものだ」と分析した。
原題: Liquidity-Sapped Stock Market Keeps Flipping in Your Lunch Break(抜粋)
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