[上海 15日 ロイター] - 中国株式市場は小幅安で前場を終えた。不動産デベ ロッパーが安い。未完成のマンションに対する住宅ローン返済拒否の動きが出ていること が背景。 消費関連株は上昇。小売売上高が予想を上回ったことが好感されている。第2・四半 期の国内総生産(GDP)が予想を下回り、追加の景気対策に対する期待も浮上している 。 上海総合指数前場終値は7.8715ポイント(0.24%)安の3273 .8725。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 前場終値は1.962ポイント(0.05%)安の4320.112。 中国でマンションが完成しないことに抗議してローン返済停止をちらつかせる住宅購 入者が増加し、住宅融資の不良債権化が懸念されている問題で、当局は14日、地方政府 が期日までに住宅開発事業を完了できるよう支援すると表明した。 本土の不動産デベロッパー株は5%以上下落。銀行株も1 .4%下げている。香港上場の本土の不動産デベロッパー株は3%下落し10年 ぶり安値。 第2・四半期の中国GDPは前年比0.4%増と、予想を下回った。新型コロナウイ ルス対策のロックダウン(都市封鎖)の産業活動や個人消費への打撃が鮮明になった。[n L4N2YW0JU] ピンポイント・アセット・マネジメントのチーフエコノミストは「中国経済は第2・ 四半期に底入れした公算が大きい。緩やかな景気回復に向かっている」と述べた。 生活費需品は1.1%高。一般消費財は1.5%高。6月の小 売売上高はコロナ規制の緩和を受けて前年比3.1%増加し、5月の6.7%減からプラ スに転換した。市場予想は横ばいだった。 中国の国営メディアは14日、李克強首相は政府としてインフレを防止しながら経済 を支えるとの方針を示したと報じた。 第一生命経済研究所の主席エコノミスト、西濵徹氏は政府が景気刺激策を今後導入す る公算が大きいが、利下げはインフレを促すためハードルが高いと述べた。 香港株式市場のハンセン指数前場終値は247.63ポイント(1.19%) 安の2万0503.58。 ハンセン中国企業株指数(H株指数)前場終値は85.60ポイント(1. 20%)安の7040.35。 ハンセンテック指数は2%安。アリババが4%近く下落。米紙ウ ォールストリート・ジャーナル(WSJ)の14日付報道によると、アリババのクラウド 部門の複数幹部が中国市民に関する警察データ盗難に関連して上海当局に呼び出された。 中国 前場終値 前日比 % 始値 上海総合指数 3,273.8725 - 7.8715 - 0.24 3,261.3826 前営業日終値 3,281.7440 CSI300指数<.C 4,320.112 - 1.962 - 0.05 4,299.471 SI300> 前営業日終値 4,322.074 香港 前場終値 前日比 % 始値 ハンセン指数 20,503.58 - 247.63 - 1.19 20,522.11 前営業日終値 20,751.21 ハンセン中国株指数< 7,040.35 - 85.60 - 1.20 7,043.58 .HSCE> 前営業日終値 7,125.95 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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