日経平均株価 一時600円以上値下がり NY市場値下がりの流れで - nhk.or.jp

4日の東京株式市場は、アメリカで続く大幅な利上げで景気が冷え込むことを懸念した売り注文が膨らみ日経平均株価は一時、600円以上値下がりしました。

日本時間の3日未明に、アメリカのFRB＝連邦準備制度理事会のパウエル議長が金融引き締めの長期化を示唆する発言をしたことをきっかけに、ニューヨーク市場では株価が4日連続で値下がりしました。

この流れを受けて、東京市場でも大幅な利上げでアメリカの景気が冷え込むことを懸念して、幅広い銘柄に売り注文が膨らみました。

▽日経平均株価、午前の終値は2日の終値より560円22銭安い、2万7103円17銭。

▽東証株価指数＝トピックスは、27.31下がって、1913.15。

▽午前の出来高は8億3637万株でした。

市場関係者は「FRBの利上げペースが鈍化するのではないかという観測もあったが、パウエル議長の発言でアメリカの金融引き締めは市場が想定していたよりも長引きそうだという見方が強まった」と話しています。

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