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就活解禁、売り手市場続く | 総合 | 全国海外 - 神戸新聞NEXT

 2024年に卒業する大学生・大学院生を対象にした新卒採用の会社説明会が1日解禁され、就職活動が本格的に始まった。新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた経済状況の好転による人手不足を背景に、企業の採用意欲は高く、昨年に続き学生優位の「売り手市場」となる。説明会はオンラインの活用が定着しつつある。

 リクルートキャリアは、オンライン上で合同企業説明会を実施。担当者は「学生にとってスーツや移動が不要のうえ、チャットで気軽に質問もできる。企業側も対面の説明会より、はるかに多くの学生と接することができる」とし、双方にメリットがあると強調した。

 マイナビはオンライン開催と並行して、東京都江東区のほか、神戸市や福岡市で対面形式の企業説明会を開催。

 就活の日程は3月1日から会社説明会、6月1日から面接などの選考活動、10月1日に内定解禁と政府がルールを定めている。しかし、就職情報会社ディスコの調査では、2月中に「企業の本選考を受ける」と回答した学生は6割以上で、前倒しして選考を進める企業が増えている。

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