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NY外為市場=ドル急伸、FRB議長のタカ派発言受け - ロイター (Reuters Japan)

[ニューヨーク 7日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派的な議会証言を受け、ドル指数が3カ月ぶり高値を付けた。

ニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派的な議会証言を受け、ドル指数が3カ月ぶり高値を付けた。(2023年 ロイター/Sam Mircovich)

パウエル議長は上院銀行委員会で行った半期に一度の議会証言で「最新の経済データは予想以上に強く、最終的な金利水準が従来の予想よりも高くなる可能性が高いことを示唆している」とし、「データ全体が引き締めペースの加速を正当化すれば、利上げペースを加速させる用意がある」と表明。利上げ幅をこれまで見込まれていた0.25%ポイントから拡大する可能性を示唆した。

インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(ノースカロライナ州シャーロット)の最高投資責任者(CIO)、クリス・ザカレリ氏は「パウエル議長は最終的な金利水準は高くなると明確に語った」とし、「こうしたことは予想されてはいたが、完全に織り込まれていなかった」と述べた。

フェデラルファンド(FF)金利先物は、FRBが21─22日の連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利上げを行う確率が約60%であることを示す水準にある。パウエル議長の証言前は約22%だった。

市場は、今月の会合で発表されるFOMCメンバーのドット・プロット(政策金利予測)に注目。フォレックスライブ(トロント)のチーフ為替アナリスト、アダム・バトン氏は、FRBのターミナルレート(政策金利の最終到達点)の手がかりを得ようとドットプロットが注目されていると述べた。

10日に発表される2月の雇用統計も注目されている。

主要6通貨に対するドル指数は一時1.3%高の105.65と、昨年12月6日以来の高値を更新した。

ユーロは1.28%安の1.0548ドル。

ドルは対円で約0.9%高の137.17円と、昨年12月20日以来の高値を付けた。

英ポンドは1.68%安の1.1824ドル。一時は1.1822ドルと、昨年11月21日以来の安値を付けた。

豪ドルは2.24%安の0.6582米ドルと、昨年11月11日以来の安値を更新。オーストラリア準備銀行(中央銀行)は政策金利のオフィシャルキャッシュレートを25ベーシスポイント(bp)引き上げ、約10年ぶりの高水準となる3.60%としたが、利上げサイクルが終わりに近づいている可能性を示唆した。

ドル/円 NY終値 137.14/137.17

始値 136.04

高値 137.19

安値 136.05

ユーロ/ドル NY終値 1.0547/1.0550

始値 1.0655

高値 1.0671

安値 1.0547

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