先月、将棋のタイトルを史上最年少で獲得した藤井聡太棋聖が2つ目のタイトル獲得をかけて木村一基王位に挑む「王位戦」七番勝負の第3局が、神戸市の有馬温泉で行われ、木村王位が「封じ手」をして、2日制の対局の1日目が終了しました。
藤井棋聖は勝てば3連勝となり、早くも「二冠」に王手をかけます。
藤井聡太棋聖(18)は、先月、八大タイトルの1つ「棋聖戦」を制して史上最年少でのタイトル獲得を果たし、同時に挑んでいる「王位戦」の七番勝負でも、30歳ほど年上の木村一基王位(47)を相手にここまで2連勝しています。
第3局は4日午前9時から神戸市の有馬温泉で始まり、先手の藤井棋聖はお茶を一口含んだあと、初手で角道をあけました。
対局はそれぞれの持ち時間が8時間の2日制で、4日午後6時20分、木村王位が次の手を紙に書いて立会人に渡す「封じ手」を行い、1日目の対局が終わりました。
対局は、5日午前9時に「封じ手」を開封して再開され、午後、勝敗が決まる見通しです。
ここまで2連勝の藤井棋聖は、この対局にも勝って3連勝すれば、「棋聖」に続き「王位」のタイトル獲得まであと1勝となり、史上最年少での「二冠」に早くも王手をかけます。
【有馬温泉で歓迎の声】
4日から始まった「王位戦」第3局の開催地となっている神戸市の有馬温泉では、地元の人から歓迎の声が聞かれました。
有馬温泉で名物の炭酸せんべいを販売する「三津森本舗」の弓削次郎さんは、「将棋の対局が有馬温泉で行われることは、地元の人としてとてもうれしいです。できるだけ静かに過ごして、勝負を見守ろうと思います。藤井棋聖は『温泉が好き』だとニュースで見たので、勝負が終わったら、ぜひ有馬の湯にゆっくりつかって疲れを癒やしてほしいです」と話していました。
また、創業450年の有馬山椒を使ったつくだ煮などを販売する「川上商店」の大熊健太さんは、「コロナの影響で有馬温泉も元気がないなか、藤井棋聖の新しいチャレンジを見て、私も勇気づけられています。2人とも応援していますが、個人的には木村王位と年齢が近いので、防衛してほしいなという思いもあります。2人にはぜひ第7局まで競り合ってほしいです」と話していました。
【藤井棋聖は「すき鍋膳」】
王位戦第3局が始まった4日、会場となっている有馬温泉の老舗旅館「中の坊瑞苑」で対局する2人はお昼ごはんを食べました。
肉うどん、うな重、すき鍋膳の3種類の料理が用意され、藤井聡太棋聖はすき鍋膳を、木村一基王位はうな重を選びました。
藤井棋聖が選んだすき鍋膳は、「神戸ビーフ」が使われていて、ほどよい脂が乗った肉は柔らかな食感が特徴で、旅館でも人気メニューだということです。
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August 04, 2020 at 05:34PM
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藤井棋聖王位戦第3局1日目終了|NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp
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