[メルボルン 22日 ロイター] - 豪エネルギー市場運営会社、オーストラリア・エネルギー市場オペレーター(AEMO)は22日、先週導入した電力スポット市場の停止措置について、23日から段階的に解除する方針を明らかにした。石炭火力発電の一部が復旧し、電力危機が緩和されたためとしている。
AEMOは先週、卸売価格に上限を設定。停電を回避するため、ガスやディーゼルを使う発電事業者に赤字覚悟で電力供給を行うよう強制し、石炭火力発電の不足分を補わざるを得なくなった。
豪州では過去数週間、市場の石炭火力発電設備のうち約25%がメンテナンスや技術的な問題により停止したことから、寒波で需要が急増する中、電力不足が深刻化した。世界的なガスと石炭の価格高騰もあり、電力価格が急上昇している。
AEMOは22日、発電設備は徐々に出力を通常状態まで回復させていると発表。
AEMOのダニエル・ウェスターマン氏は記者会見で「先週半ば以降、4000メガワット近い発電量が回復しており、電力不足のリスクは著しく後退している」と説明した。
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