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魚市場、仲買人を公募 南三陸町、安値回避のため - 朝日新聞デジタル

星乃勇介

 宮城県南三陸町が、町内の卸売市場で魚を買い付ける買い受け人(仲買人)を初めて公募している。高齢化と後継者不在で今後減少が見込まれるためだ。仲買人が減ると値が上がらず、漁業者の暮らしを圧迫する。また、市場の収入にも響く。基幹の水産業を支えるため、広く呼びかける。

 町によると、現在登録されている仲買人は町内24者、町外9者の計33者だが、このうち市場に頻繁に顔を出し、取引するのは14者にとどまる。総数は横ばいだが、平均年齢が60~70代のため、10年後を見据えて獲得に乗り出した。

 佐藤仁町長は「燃油高の中、頑張って魚を捕ってきても安くしか売れないのでは、漁業者の意欲を失わせてしまう。水揚げが減ると市場の運営も厳しくなる」として、支援する意向を示した。問い合わせは町水産業振興係(0226・46・1378)。(星乃勇介)

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