[ニューヨーク 17日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロ、対ポンドで小幅に下落した。3連休を前に再度ポジション調整が入った。市場は米連邦準備理事会(FRB)が高止まりするインフレにどう対処するかの手がかりを待っている。
今週は米連邦準備理事会(FRB)の複数の幹部が、インフレを望ましい水準に戻すには金利を引き上げる必要があるとの考えを表明した。こうしたタカ派的発言と予想を上回る経済データを受け、一部金融機関は年内利上げ回数見通しを3回に修正する動きが出ている。
米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)と米バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、高インフレと底堅い労働市場を示す今週の指標を受け、FRBが年内にあと3回、それぞれ0.25%ずつ金利を引き上げると予想していることを明らかにした。
フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、同金利が7月に5.29%に達し、年間を通じて5%以上にとどまると予想している。
ドル指数は0.24%安の103.83。一時、1月6日以来の高値104.67を付けた。
メシロウのマネージングディレクター兼シニア投資ストラテジストは「投資家は22日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録にFRBの動向に関する手がかりを期待している。最近のドル上昇を受け、ドルのロングポジションを切り下げ、ユーロと英ポンドのショートをカバーする動きが予想される」と述べた。
英ポンドは0.48%高の1.2044ドル。
ユーロは一時1月6日以来の安値となる1.06125ドルまで下落したが、終盤は0.22%上昇の1.0696ドルとなった。
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