[ニューヨーク 22日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが強含んだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策当局者が高インフレ抑制に向け緩やかなペースでの利上げを行う意向が示されたことを受けた。
ドルは取引終盤に上昇。ポンド/ドルが0.58%安の1.2036ドル、ユーロ/ドルは0.44%安の1.0600ドルとなった。
ドル指数は0.40%高の104.57。この日の高値104.59からやや伸び悩んだ。
シリコンバレー・バンクのシニア通貨トレーダー、ミン・トラン氏は「FOMC議事要旨では0.5%ポイントの利上げを支持した当局者もいたものの、大半が0.25%ポイントの利上げを支持したことが示された。これはドルの支援材料で、現在、他の大半の通貨に対してやや強含んでいる」と指摘。「2月のテーマは金利上昇への傾倒であり、今回の議事要旨はこのような見解と一致している」と述べた。
米連邦準備理事会(FRB)が22日公表した1月31─2月1日のFOMC議事要旨で、「ほぼ全ての参加者」が、政策金利の引き上げ幅を0.25%ポイントに縮小することが適切との点で同意したことが分かった。このFOMCで0.5%ポイント利上げを明確に支持または「支持してもよい」と表明した参加者は「数人」にとどまったという。
米セントルイス地区連銀のブラード総裁は22日、FRBが年内にインフレ率を目標とする2%に向けて持続的に低下させられなければ、利上げを繰り返し実施せざるを得なくなった1970年代のような状況に陥るリスクがあると述べた。
ドル/円は下げ幅を縮小し、ほぼ変わらずの134.95円となった。
ドル/円 NY終値 134.90/134.93
始値 134.75
高値 134.98
安値 134.37
ユーロ/ドル NY終値 1.0601/1.0605
始値 1.0629
高値 1.0660
安値 1.0600
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