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ウェルズ・ファーゴ、オフィス市場のストレス今後強まると警告 - ブルームバーグ

米銀ウェルズ・ファーゴは、商業用不動産市場の不安定さについて警告し、リスク低減の一環として350億ドル(約4兆6400億円)相当のオフィス向け融資ポートフォリオの見直しを進めていることを明らかにした。

  マイク・サントマッシモ最高財務責任者(CFO)は14日、1-3月(第1四半期)決算発表の電話会見で、オフィス向け融資関連の損失引当金を過去4四半期に積み上げてきたと説明。ウェルズは発表文で、商業用不動産向け融資も一部影響し、引当金を1-3月期に若干増やしたことを明らかにした。

  サントマッシモCFOは「需要鈍化と資金調達コスト上昇、厳しい資本市場環境を背景に、オフィス市場は引き続き脆弱(ぜいじゃく)さの兆候が見られる」とし、「時間とともにストレスは強まるとみている」と付け加えた。

  ウェルズはそうしたストレスについて、損失の大幅増加にはまだつながっていないとしつつ、サンフランシスコやシアトル、ロサンゼルスといった大都市ではリモートおよびハイブリッド勤務へのシフトやオフィス賃料の下落を受けて、今後問題が発生する恐れがあると警告した。

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原題: Wells Fargo Warns of More Office-Market Stress on the Horizon(抜粋)

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