◇11日 広島2-3中日(マツダ)
謙虚な右腕らしい言葉だった。「うれしいです。野手の人に助けられたのが多いので感謝したいですし、使ってくれた監督、コーチに感謝したいです」。7年目で初タイトルとなる最優秀中継ぎが確定した中日・祖父江大輔投手(33)は周りへの思いを口にした。
開幕当初は負けている展開でも、回またぎでも投げていた。安定感が認められ、7月中旬から勝利の方程式に定着。「与えられたところで精いっぱいやるだけ」。どんな場面を任されても同じ精神状態でマウンドに上がり続けた。
例年よりも試合数が少ないにもかかわらず、自己最多タイの54試合に登板。初めてシーズンを1軍で完走し、防御率は自己初の1点台となる1・79。タイトルを分け合った福の3・55、ヤクルト・清水の3・54を大きく上回ったことに価値がある。その活躍には根拠があった。
「コロナで開幕が遅れた期間にしっかり調整でき、いろんなことに挑戦できたと思う」。その一つがシュートの習得。持ち味のスライダーと逆に曲がる球種は投球の幅を広げ、33歳に進化をもたらした。
昨年12月、自身の激励会で「来年はいけそうな兆しが見えてきた」と宣言。「来年は後ろの方で投げたい」と秘める思いを明かしていた。まさに予言通り。コロナ禍をプラスに変え、職人かたぎな男が輝きを放った。
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November 12, 2020 at 06:58AM
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祖父江7年目初タイトル 自己最多タイ54試合登板 防御率は自己初1.79 コロナ禍で習得したシュート生きる - 中日新聞
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