(表を更新しました) [ニューヨーク 9日 ロイター] - 米金融・債券市場では国債 利回りが小幅上昇。米連邦準備理事会(FRB)が9月の会合で0.7 5%ポイントの追加利上げを実施する可能性が示唆されるか、市場は1 0日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)を注視している。 ジェフリーズのマネーマーケットエコノミスト、トーマス・サイモ ンズ氏は「数週間前には、いずれかの時点で利下げが実施されるという 見方も織り込まれていたが、極めて堅調な内容となった米雇用統計を受 け、市場のセンチメントは大幅にシフトした」と述べた。 先週末に発表された7月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月 比52万8000人増と予想を大きく上回ったほか、失業率が3.5% に低下した。 サイモンズ氏は、CPIが市場予想と一致する内容となっても、前 月から鈍化するため、「9月の0.75%ポイント利上げに関する観測 が落ち着く可能性もある」と述べた。 ロイターのエコノミスト調査によると、7月のCPIは前年比8. 7%上昇することが予想されている。6月は9.1%上昇していた。 現時点で金利先物市場に織り込まれた9月の0.75%ポイント利 上げの確率は70%。0.50%ポイント利上げの確率を30%。 終盤の取引で、10年債利回りは2.799%に上昇 。2年債利回りは3.286%。 2・10年債利回り格差はマイナス49ベーシスポ イント(bp)と、長短国債利回りが逆転する「逆イールド」の幅は2 000年以来の水準に拡大した。 財務省が実施した420億ドルの3年債入札は、底堅い需要を集め た。最高落札利回りは3.202%と、入札前取引の水準を1ベーシス ポイント(bp)弱下回った。応札倍率は2.50倍で、5月以来の高 水準となった。 10日には350億ドルの10年債、11日には210億ドルの3 0年債入札が実施される。 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 17時05分 97*20.00 2.9960% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 97*19.00 2.9980% 値 10年債(指標銘 17時05分 100*26.00 2.7791% <US10YT=RR 柄) > 前営業日終 100*30.50 2.7630% 値 5年債(指標銘 17時05分 99*01.00 2.9608% 柄) 前営業日終 99*08.25 2.9110% 値 2年債(指標銘 17時05分 99*15.75 3.2676% 柄) 前営業日終 99*18.88 3.2160% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9月 142*12.00 142*18.00 限 Tノート先物9月 119*15.50 119*27.50 限 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 25.75 -0.50 U.S. 3-year dollar swap spread 8.50 1.00 U.S. 5-year dollar swap spread 2.50 -0.50 U.S. 10-year dollar swap spread 4.75 -0.25 U.S. 30-year dollar swap spread -29.75 1.00 (ーからご覧ください)
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