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常設出店エリアがオープン 塩釜水産物仲卸市場、ラーメンやコーヒーなど6店 - 河北新報オンライン

 宮城県塩釜市の塩釜水産物仲卸市場は15日、場内の週末出店エリア「セブンストリート ウイークエンドバザール」に、新たに常設の出店エリアをオープンさせた。ラーメンやコーヒーなどを販売する6店が出店。市場が目標とする「食の総合卸売・小売市場化」への取り組みが一歩前に進んだ。

オープンした常設出店エリア

 出店したのはいずれも県内のラーメン店、コーヒー店、チャウダー料理店、あんこが中心の菓子店、天然石と原石の専門店、漬物店。飲食店の前にはテーブルといす約100席が並ぶフードコートがあり、その場で食べられる。

 コーヒー店を出した塩釜市の会社社長横石弘幸さん(47)は「土日の集客力は塩釜地区2市3町の中でも飛び抜けている。コーヒー好きの客を市場に呼び込むことで、集客増に貢献したい」と意気込んだ。

 市場は昨年5月、場内北側「7号売場」の店舗として使われていない空き区画を改装し、土日のみ出店するエリアを開設した。長短期の出店者を呼び込むのが狙いで、このうち2店が今回、常設エリアに移った。

 セブンストリートには15日、新たな土日祝日限定店として青果店と精肉店が加わった。常設エリアのオープン前には記念の式典があり、佐藤光樹市長らがテープカットして祝った。

 協同組合塩釜水産物仲卸市場の坂本和正理事長(48)は「新たな仲間と一緒に来場客に『楽しい』『おいしい』と思ってもらい、幸せを呼べるような市場を作り上げたい」と語った。

「どっと祭」3年ぶり開幕、きょう16日まで

メバチマグロなどの水産物を割安で販売したどっと祭

 塩釜市の塩釜水産物仲卸市場で15日、地場産の水産物や水産加工品をPRする「どっと祭(まつり)」(実行委員会主催)が始まり、多くの来場者でにぎわった。新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。16日まで。

 日頃の感謝を込めて39(サンキュー)分間だけ割安商品を販売するタイムセール、3000円ごとの買い物で旅行宿泊券やすし券が当たる抽選会があった。

 市場内で購入した食材で思い思いの丼を作る「マイ海鮮丼」を食べた県古川支援学校高等部3年菅原未来さん(17)は「他よりも新鮮でイクラと甘エビがおいしかった。市場が明るい雰囲気で楽しい」と話した。

 天然マグロ専門店「松岡商店」店主の松岡敏行さん(64)は「普段の週末より人出が多い。市場を知ってもらい、子どもに魚のおいしさを伝える」と話した。

 16日は市魚市場も会場となり、塩釜港に水揚げされたメバチマグロのブランド魚「三陸塩竈(しおがま)ひがしもの」の解体ショー、本マグロを使った鉄火丼販売、子ども向け模擬セリを実施する。

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