[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価指数が上昇した。この日公表された11月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、政策立案者の「かなり多数」が、利上げペース鈍化が「間もなく適切になる」との見方に同意したことが明らかになり、買いが優勢となった。
ウェドブッシュ証券のマネージングディレクター、マイケル・ジェームズ氏は「株式市場がこのところの好調を維持するため必要だったものは、議事要旨から得られたものだった」と指摘した。
11月1─2日の前回FOMC以降、物価上昇圧力は弱まりつつあり、より小幅な利上げでのインフレ抑制が可能だとの見方が広がっている。
この日発表された経済指標がまちまちとなり10年債利回りが低下、株価の支援材料となった。
感謝祭で休場となる24日を控え薄商いだった。
株価指数に占める割合が高い銘柄が上昇し、アマゾン・ドット・コムは1%、メタは0.72%、それぞれ上昇した。
テスラは7.82%高。シティグループが投資判断を「セル」から「ニュートラル」に引き上げたことが支援材料。
米農業機械メーカーのディアは5.03%高。四半期決算で利益が予想を上回ったことを受けた。
米百貨店のノードストロームは利益見通しの下方修正を嫌気して4.24%安となった。
米取引所の合算出来高は92億5000万株。直近20営業日の平均は116億株だった。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.97対1の比率で上回った。ナスダックでも1.61対1で値上がり銘柄数が多かった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 34194.06 +95.96 +0.28 34091.57 34262.07 34004.64
前営業日終値 34098.10
ナスダック総合 11285.32 +110.91 +0.99 11174.61 11310.82 11174.61
前営業日終値 11174.41
S&P総合500種 4027.26 +23.68 +0.59 4000.30 4033.78 3998.66
前営業日終値 4003.58
ダウ輸送株20種 14380.42 +46.14 +0.32
ダウ公共株15種 965.64 +12.64 +1.33
フィラデルフィア半導体 2786.42 +29.60 +1.07
VIX指数 20.35 -0.94 -4.42
S&P一般消費財 1106.37 +14.48 +1.33
S&P素材 517.93 +2.13 +0.41
S&P工業 851.70 +3.30 +0.39
S&P主要消費財 794.68 +2.65 +0.33
S&P金融 596.95 +2.22 +0.37
S&P不動産 241.43 +0.36 +0.15
S&Pエネルギー 703.13 -8.26 -1.16
S&Pヘルスケア 1585.76 +5.44 +0.34
S&P通信サービス 169.18 +2.03 +1.22
S&P情報技術 2345.86 +20.33 +0.87
S&P公益事業 356.44 +3.66 +1.04
NYSE出来高 6.94億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 28355 + 235 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 28345 + 225 大阪比
from "市場" - Google ニュース https://ift.tt/7tM8Qsd
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "米国株式市場=上昇、FOMC議事要旨を好感 - ロイター (Reuters Japan)"
Post a Comment