20日のアジアとオセアニアの株式市場では、取り引き開始前にスイスの大手金融グループ「クレディ・スイス」の買収合意が発表されたものの、投資家の懸念を取り除くまでにはいたらず、株価は多くの市場で下落しています。
日本時間午前11時半時点の各地の代表的な株価指数は、先週末の終値と比べて、
▽香港ではおよそ1.9%下落しているほか、
▽オーストラリア・シドニーでおよそ0.8%
▽シンガポールでおよそ0.6%
▽韓国でもおよそ0.3%
それぞれ下落しています。
主要市場で取り引きが始まる前には、経営不安にさらされている「クレディ・スイス」について、同じスイスの金融最大手の「UBS」が買収することで合意したほか、日米欧の6つの中央銀行が協調して市場へのドル資金の供給を拡充すると発表しました。
それでも今のところ、投資家の懸念を取り除くまでにはいたっていない形です。
市場関係者は「世界の金融当局が不安解消に向けて対応を示しているが、金融機関への影響が、これ以上拡大しないか見極めたいという投資家が多く、運用リスクを再びとる動きは強まっていない」と話しています。
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