(4段落目の余分な文字を削除しました) [ニューヨーク 8日 ロイター] - 米金融・債券市場では国債 利回りが低下。先週末に発表された堅調な米雇用統計の内容を消化する 動きが続いているほか、市場の関心は10日に発表される7月の米消費 者物価指数(CPI)にシフトしている。 また、中国人民解放軍が8日、台湾周辺の空域と海域で新たに軍事 演習を行うと発表したことを受け、地政学的な懸念が債券買いを一部後 押しした。 7月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比52万8000人増 と予想を大きく上回ったほか、失業率が3.5%に低下したことを受け 、米債利回りは5日の取引で大幅に上昇していた。 BMOキャピタル・マーケッツの金利ストラテジスト、ベンジャミ ン・ジェフェリー氏は「どの点から見ても雇用統計は好調で、9月の0 .75%ポイント利上げの可能性が高まった」と述べた。さらに、10 日発表のCPIの内容は「米連邦準備理事会(FRB)が9月にどの程 度大幅な利上げに踏み切るかの決め手になるだろう」と述べた。 ロイターのエコノミスト調査によると、7月のCPIは前年比8. 7%上昇することが予想されている。 現時点で金利先物に織り込まれた9月の0.75%ポイント利上げ の確率は69%。さらにフェデラルファンド(FF)金利が来年3月ま でに3.62%まで上昇すると見込まれている。 ニューヨーク連銀が8日発表した7月の調査によると、米消費者の 1年先と3年先のインフレ期待が共に大きく低下した。FRBのインフ レ対応の効果が出ている可能性がある。 終盤の取引で、10年債利回りは2.763%に低下 。先週末は7月22日以来の高水準となる2.869%を付けていた。 2年債利回りも3.216%に低下した。 2・10年債利回り格差はマイナス46ベーシスポ イント(bp)と、長短国債利回りが逆転する「逆イールド」の幅は2 000年以来の水準に拡大した。 米財務省は今週、総額980億ドルの国債入札を実施する。内訳は 3年債が420億ドル、10年債が350億ドル、30年債が210億 ドル。 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標銘柄 17時05分 98*00.50 2.9758% ) 前営業日終値 96*09.50 3.0650% 10年債(指標銘柄 17時05分 101*02.00 2.7499% ) 前営業日終値 100*09.50 2.8400% 5年債(指標銘柄) 17時05分 99*09.00 2.9061% 前営業日終値 98*31.00 2.9740% 2年債(指標銘柄) 17時05分 99*19.25 3.2094% 前営業日終値 99*16.88 3.2480% 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9月限 142*18.00 141*07.00 Tノート先物9月限 119*27.50 119*12.00 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 26.00 0.25 U.S. 3-year dollar swap spread 7.75 -0.25 U.S. 5-year dollar swap spread 3.00 -0.50 U.S. 10-year dollar swap spread 4.75 -1.00 U.S. 30-year dollar swap spread -30.75 -0.75 (ーからご覧ください)
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