北九州市の卸売市場で青果の「せり初め式」｜NHK 福岡のニュース - nhk.or.jp

新春を迎え、北九州市の卸売市場では初せりが行われ、新鮮な野菜や果物がせり落とされました。
北九州市小倉北区の中央卸売市場の青果部門では５日午前７時前から「せり初め式」が行われ、地域の小売店や仲卸業者などおよそ１５０人が参加しました。
式ではまず、豊作や商売繁盛を願って３本締めが行われました。
このあとベルの音を合図にせりが始まり、訪れた仲卸業者などが地元でとれたトマトやたけのこ、それにいちごなどを次々にせり落としていました。
旦過市場で青果店を営む近藤光孝さんは「例年よりも少しだけ安く仕入れることができました。去年は火災がありましたが、ことしはいい年になってほしいと思います」と話していました。
北九州市卸売市場協会の百合野博副会長は「生産者の皆さんには資材の高騰など苦労の中で青果物を作っていただいています。鮮度を保持しながら流通させる使命を果たしていきたいです」と話していました。

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