
(表を更新しました) [ニューヨーク 16日 ロイター] - 米金融・債券市場では、 米債利回りが小幅に上昇した。米小売り大手の好決算を受け、米連邦準 備理事会(FRB)に一段の利上げ余地があるとの見方が広がった。 米小売大手ウォルマートは16日、通期利益見通しを上方 修正した。合わせて発表した第2・四半期(5─7月)決算では売上高 が市場予想を上回った。 米住宅用品販売のホーム・デポが16日に発表した第2・四 半期決算は市場予想を上回った。来客者数が減少したものの、建築業者 からの需要や価格上昇が寄与した。 INGアメリカズの債券・金利戦略部門グローバル責任者、パドレ イク・ガーベイ氏は「ウォルマートの業績にはポジティブな要素が含ま れている」と指摘。「米経済にはまだ少しガソリンが残っているようだ 。それは良いことだが、FRBにとってはやるべきことがあるというこ とだ」と述べた。 指標10年債利回りは2.822%と前日の2.79 1%から上昇。2年債利回りは3.249%。前日は3.2 03%だった。 米商務省が16日に発表した7月の住宅着工件数(季節調整済み) は年率換算で前月比9.6%減の144万6000戸と、2021年2 月以来約1年半ぶりの低水準となった。住宅ローン金利と建設資材価格 の上昇が重しとなった。 一方、FRBが16日発表した7月の鉱工業生産指数は製造業が前 月から0.7%上がり、上昇率は市場予想の0.2%より大きかった。 自動車・部品などが伸びたのが全体を押し上げ、景況感が悪化している にもかかわらず製造業の底堅さを示した。 キャピタル・エコノミクスはノートで「7月の全体の鉱工業生産指 数が0.6%上昇したことはわれわれの予想をはるかに上回り、経済が 依然として拡大領域にあることを改めて明確に示した」と指摘。ただ、 7月の軟調な住宅着工件数は「FRBによる金融引き締めがすでに経済 の一部のセクターでより大きな打撃になっていることを浮き彫りにして いる」とした。 2・10年債の利回り格差はマイナス43.1bp 。先週10日にはマイナス56bpと、長短国債利回りが逆転する「逆 イールド」の幅は2000年以来の水準に拡大していた。 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 17時05分 98*08.00 3.0899% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 98*03.50 3.0970% 値 10年債(指標銘 17時05分 99*16.00 2.8077% <US10YT=RR 柄) > 前営業日終 99*20.50 2.7910% 値 5年債(指標銘 17時05分 99*01.00 2.9615% 柄) 前営業日終 99*08.00 2.9130% 値 2年債(指標銘 17時05分 99*15.88 3.2678% 柄) 前営業日終 99*19.75 3.2030% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9月 141*07.00 141*17.00 限 Tノート先物9月 119*12.50 119*22.50 限 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 29.75 -0.50 U.S. 3-year dollar swap spread 11.00 -0.75 U.S. 5-year dollar swap spread 3.00 -0.25 U.S. 10-year dollar swap spread 4.00 0.50 U.S. 30-year dollar swap spread -32.25 0.50 (ーからご覧ください)
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